全国高校駅伝で神村学園が初優勝
2018-12-28
女子第30回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社、日本陸上競技連盟、全国高校体育連盟、京都府、京都市、両教育委員会主催、SGホールディングス特別協賛)が23日、京都市の5区間21.0975㌔のコースであり、神村学園(鹿児島)が初優勝を果たしました。タイムは歴代9位の1時間7分25秒でした。
1区は2㌔手前で長崎商の広中選手が集団から飛び出して後続に30秒以上の大差をつけました。仙台育英は2区・ムソニ選手が6人抜きでトップに立つと、着々とリードを広げて4区までは先頭をキープ。神村学園は4区を終えてトップから31秒差につけると、5区のカマウ選手が3㌔手前で仙台育英を逆転し、その後は独走し、フィニッシュテープを切りました。長野東は4区・小原選手が区間賞で三つ順位を上げて2位。大分東明は5区のモカヤ選手が8人抜きで4位。須磨学園は2区までの出遅れが響き、5位に終わりました。
福岡県勢は北部九州代表の北九州市立が終盤まで入賞争い、10位に食い込みました。県代表の筑紫女学園はレースの流れをつかめず、15位にとどまりました。
5区3㌔手前、神村学園のカマウ・タビタ選手(右)が仙台育英の武田千捺選手をかわし、先頭に立つ=写真提供・毎日新聞社