全国高校駅伝は仙台育英が5回目の優勝

女子第33回全国高校駅伝競走大会(毎日新聞社、日本陸上競技連盟、全国高校体育連盟、京都府、京都市、両教育委員会主催、SGホールディングス特別協賛)は26日、京都市のたけびしスタジアム京都(西京極陸上競技場)を発着点とする5区間21.0975㌔のコースで行われ、仙台育英(宮城)が歴代9位の好タイムとなる1時間7分16秒で2年ぶり5回目の優勝を飾りました。仙台育英は豊川(愛知)と並んでいた優勝回数を歴代単独トップとしました。2位は大阪薫英女学院、3位は神村学園(鹿児島)で、前回優勝の世羅(広島)は31位でした。
仙台育英は1区の米沢奈々香選手が2位に30秒差をつける区間賞の走りで勢いをつけ、2区の杉森心音選手、3区の山中菜摘選手も区間賞をマークするなど一度も首位を譲らずに独走しました。2位の大阪薫英女学院は4区の明貝菜乃羽選手が区間賞の走りで2位に浮上し、アンカーの水本佳菜選手がトラック勝負を制して順位を守りました。3位の神村学園は5位でたすきをもらったアンカーのカリバ・カロライン選手が追い上げ、3位に入賞。4位の立命館宇治は1区の村松結選手が2位に入り、その後も安定して上位をキープしました。

トップ10の成績は以下の通りです。
①仙台育英(宮城)1時間07分16秒
②大阪薫英女学院(大阪)1時間08分23秒
③神村学園(鹿児島)1時間08分23秒
④立命館宇治(京都)1時間08分59秒
⑤興譲館(岡山)1時間09分45秒
⑥須磨学園(兵庫)1時間09分46秒
⑦長野東(長野)1時間09分51秒
⑧諫早(長崎)1時間09分54秒
⑨北九州市立(福岡)1時間09分57秒
⑩千原台(熊本)1時間10分14秒

なお、第72回男子(7区間42.195㌔)は世羅(広島)が大会歴代2位の2時間1分21秒で2年連続11回目の優勝を果たしました。

写真①は「優勝のフィニッシュテープを切る仙台育英の須郷柚菜選手」
写真②は「フィニッシュ直前まで激しく順位を争う大阪薫英女学院のアンカー、水本佳菜選手と神村学園のカリバ・カロライン選手」

★写真提供:毎日新聞社

 

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